住めば都、好きこそものの上手なれ。
<< October 2003 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

松屋町のダイソー展
ポカポカ陽気の昼下がり。 フラフラと散歩していたら 道ばたに電化製品が捨てられて…

と思ったら売り物でした。100円です。
百歩譲っても売れなさそうな…(ゴミ) ていうか、売ってるフリして不法投棄? いや、大真面目に売ってたとしたら…? にしても映るんかいな 友達の誕生日プレゼント用に買っとこか? 消費税込み?

様々な「?」が、頭の中をグールグルグールグル。 10分位 その場で固まっていました。やがて…

!!これが「アート」というものか!(開眼)

偶然出くわした 出所不明の電化製品達に 心を掻き乱される衝動…。まさしく、まさしく…

2003年5月、浜崎健立現代美術館で 「ザ・ダイソー展/100キンギャラリー」  (浜崎氏のメモ的イラスト、イメージ画を  2003枚展示。また百円で販売もされていた。) が催されていました。

それにちなんで これらを 「松屋町のダイソー展」 と呼ぶことにしました。
売り言葉
NHKでイスのリフォームに関する番組が放送されていました。
ある一家をサンプルにプロが手解き。そのプロセスを追います。
挑戦するのは長い単身赴任を終え、久しぶりに家に帰ってきたお父さん。
指導の下、家中のイスがメキメキ新しく生まれ変わっていきます。子供たちも大喜び。

場はスタジオに戻ります。

男アナ「いやぁお父さん。名実共に
    “居場所を再確保”と言ったところですね。」
                 (↑何を言うか)
女アナ「最近ではイスの話題で持ちきりだとか。
     家族の会話も増えたそうですよ。」

この「家族の会話が増えた」

「物の優れ具合」を伝えるためのひとつのキーワードになっているようです。

炊飯器の広告なら
「ごはんが美味しいから食卓もにぎやか!家族の会話も増えました」。
 ※健康食品なら「血液がサラサラに」は必須。

てわけで、便乗してみました。

(レッツクリック↓)
血液サラサラ
幸福論
ちびまるこちゃんが少女向け雑誌「りぼん」に掲載されたのは十数年前。
 当時小学生でしたが、物凄い衝撃が走ったのを記憶しています。

まるこの時代背景と若干のタイムラグがあるものの、同じ小学生どうし。
あるわあるさの共感の渦に瞬く間に引き込まれていました。

例えば クリスマスの夜。割とテンション低めな家族を相手に
あれやこれやとムードを盛り上げようと奮起するまるこ。

しびれを切らして
「もっとクリスマスらしくしようよー」
と訴える姿は もう自分以外の何ものでもない気がしました。

さて、ちびまるこちゃんには沢山の格言もちりばめられています。
 ここに素晴らしい言葉を紹介します。

幸せとは…
今一度考えてしまいました。

↓レッツクリック
ゴルフプロの悲劇


昔、深夜、TVショッピングの受付電話のバイトをしていた時の話。
TVメディアという番組で、運動器具、ダイエット商品、カー用品、 
釣り具、ゴルフ用品etc、を扱っていたのですが。 

ある晩「ゴルフプロ」というクリームの 応対をしていました。
ボールを打つヘッドの部分に塗るだけで、
球がまっすぐ飛び、飛距離が延びる、 おとぎ話のような商品です。 

テレビに電話番号が表示されたとたん深夜にもかかわらず
電話がリンリンリン、ジャジャジャのジャン! 
それはまさしく、ゴルフが上手くなりたい 「おじさま達の悲鳴」 。

「で、ほんとにまっすぐ飛ぶの?」 「距離はのびるん?」

 私は心を鬼にして一呼吸置いてから
「はい、実は私もゴルフをするので使いましたが…30ヤードは延びましたね」
と、30ヤードの長さも知らずに答えました。 

それにしても、苦情、返品の多い商品でした。
ルアー男
しつこく深夜のテレビショッピング続編。

深夜ということもあって 奇妙な人によく遭遇しました。 
ルアー商品「マジックルアー」の応対時のこと。 
(それにしても、安易なネーミングが多い。)

本格的な小魚型。「魚が最も好みとする光り」を発する
マジックボールが仕込まれていて、それを針先に装着すると、
魚が嘘みたいに釣れるらしいです。 ほんとに嘘なんでしょうけど。 

ある電話にこんな人がいました。
開口一番、専門的なルアー用語を 連呼するのです。 
その人はどうやら、自分の豊富な知識を 伝えたいだけのようで、 
注文の気配はありません。 

彼の話も半ば頃、私は丁寧に 
「御注文でないようですので 電話を切らせて頂きます」
と電話を切りました。 

運悪くその日その電話を5回も拾ってしまいました。 
さすがに5回め、ウンザリしながら即座に 
「あのー、先程の方ですよね?」と尋ねると 
「…なんだ、また君かっ。ガッチャン(切る)」 
私は生まれて初めて、かなり真剣に 
「それはこっちの台詞じゃっ!」 と思いました。